撫養街道が栄えると共に、江戸時代後期に創業された酒蔵が本家松浦酒造場です。創業文化元年(1804年)。二代目松浦直蔵由住が酒造業を開始して以来、210年以上大麻町で酒造りをし続けているそう。
当時、交易や巡礼で街道沿いを行き交う人々がこの酒蔵で造る酒を飲んだのでしょう。そんな時代から、伝統を守り続けている酒蔵が残っていることは、私たちにとってもうれしいこと。お酒って、どんな風に作られているのだろう?そんな基本に立ち戻り、蔵を見学してみるのもいいですね。
最近では「鳴門鯛」という銘柄の日本酒がアメリカ、アジア、ヨーロッパなどにも輸出されているそう。地元でよく飲まれている「すだち酒」もこの蔵で造られています。蔵見学をしたり、試し飲みができる場も用意されているので一度訪れてみたいですね。