大麻町の自然について

大麻町にコウノトリが住み着いた理由のひとつが豊かな自然であるといわれています。その様子を知りたくて、大麻町牛屋島の佐々木農園さんでお話をうかがいました。

大麻町の用水路には豊かな水が流れています。用水路は護岸整備をしていない箇所が残っているため、自然の草が生え、多くの虫などが生息しているそうです。以前、大学の専門家が大麻町の農地へ調査で訪れた際に、そこで生息する生物の豊かさに驚いていたんだとか。他の農地では見られなくなっている生物や植物を見つけることができたのだそうです。
自然を残しながら農業を続けていることで、水生生物の多い農地が広がっている大麻町。コウノトリの生育しやすい環境となっているようです。
おおあさの自然

おおあさの自然

大麻町では、れんこん、さつまいも、梨などの作物が盛んに作られています。これらの作物を支えているのが、ミネラルや鉄分を含む、吉野川の堆積土壌なのだそうです。堅い粘土質はれんこんの生育に向いています。粘土質の土の中で、がんばって成長したれんこんは身が引き締まってシャキシャキ感の強いれんこんになります。レンコン畑のどっしりと重みのある粘土質の土を観察すると、それを実感できました。

おおあさの自然

おおあさの自然

栄養分をたっぷり含む粘土質の土という好条件に加え、鳴門の温暖な気候ですから、れんこんは、ほぼオールシーズン収穫できるそう。他の産地では、水田にホースで水をかけて掘り出していく光景が見られますが、大麻町では粘着性が強い泥なので、この方法はとりません。水が干上がったところで、熊手を使って丁寧に「手堀り」していくそうです。

おおあさの自然


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